記事一覧

歯周病 歯がぐらつく

歯周病は感染症だが、生活習慣病でもある。40代で発症したのなら、10年前の30代に手入れを怠った結果といえる。まず、きちんとした歯磨きの習慣がないことは一番の問題で、歯周病菌を大量に含んだプラーク(歯垢)が蓄積する。喫煙もニコチンが血管を収縮させて血流を悪くし、歯周病菌を増やす。食生活では虫歯と同様、砂糖を含んだ食物が温床になる。老化によっても歯周組織が衰え歯がグラつくが、歯周病があればそのスピードは10倍も違う。
                 週刊エコノミスト 10.10.12