記事一覧

飲み物触れる前歯の虫歯

「ボトルカリエス」とは別名「哺乳(ほにゅう)瓶う蝕(しょく)」と言われ、ある程度の年齢を過ぎても哺乳瓶を使用していることにより前歯にできる虫歯を指します。しかし、ペットボトルの普及に伴い乳幼児以外でも「ボトルカリエス」が見られるようになっています。ジュースやスポーツ飲料などをペットボトルから直接飲んでいると、最初に飲み物が触れる前歯に虫歯ができやすくなります。外出先では直接飲むことも仕方ないかもしれませんが、家ではコップについで飲むようにした方が良いでしょう。
 スポーツ飲料は発熱時やスポーツ時などには有効ですが、食事がきちんととれている時には過剰栄養となります。飲み物に含まれている糖類は、少しずつ体内に蓄積されていくと言われています。今年の夏は全国的に猛暑でスポーツ飲料の品薄もあったと聞きます。おいしく手軽に飲むことができる飲み物ですが、飲み方を少し考えるとそれに伴う虫歯を防ぐことができるのではないでしょうか。
 また、チューブに入った氷菓はとてもおいしいのですが、頻繁に食べていると上の歯の裏側に虫歯ができやすくなります。チューブをくわえ初めに甘いアイスがあたるのが歯の裏側なのです。ペットボトルのジュースにしても、チューブ入りの氷菓にしてもおいしいものですが食べ過ぎ、飲み過ぎは控えた方がいいでしょう。
                福島民報 2010.10.18