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飲料水 ジュース お茶 牛乳・・・ 健康表示にダマされるな

●カロリー「ゼロ」「オフ」「控えめ」「ライト」
 「飲料水の表示については、厚生労働省の栄養表示基準により具体的に規定されています。カロリー(熱量)の場合は100ml当たり5キロカロリー未満なら無・ゼロ・ノン・レスのどれを使ってもOK。100ml当たり20キロカロリー未満なら、低・ひかえめ・小・ライト・ダイエット・オフといった言葉を使えます」つまり、「カロリーオフ」の飲料水(500ml)は最大100キロカロリー程度(卵Lサイズ1個分)のカロリーが含まれるということだ。
 ●「無糖」「ノンシュガー」「シュガーレス」「糖類控えめ」「糖類オフ」
 「無糖、ノンシュガー、シュガーレスは、砂糖以外の糖類(ブドウ糖、果糖、麦芽糖、乳糖など)も規制の対象で飲料100ml当たりの含有量が0.5グラム未満なら表示が許されます。糖類オフ、糖類控えめ、ダイエットは飲料100ml当たり糖類2.5グラム未満なら表示可能です。それでも甘いのはキシリトール、オリゴ糖など甘味料が入っているからです」ちなみに「甘さすっきり」「甘さ控えめ」は、とくに定められた基準はない。味覚として甘さを抑えたことを示し、必ずしも糖類の含有量が少ないことを示すワケではない。
               日刊ゲンダイ 2010.9.6