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聴覚障害者、外国人歯科診療を円滑に

福島市のNPO法人ユニバーサルデザイン・結はこのほど、歯科医院で外国人や聴覚障害者が医師とコミュニケーションを取るための専用「指さし会話板」を作製した。使用方法の説明会は7月30日、市内の遠藤歯科口腔外科クリニックで報道関係者を対象に開かれた。
 指さし会話板は通常、市役所の窓口などで障害者や高齢者、外国人が各種手続きをする際のコミュニケーション手段として活用されている。結はこれを応用し、福島歯科医師会の協力を得て歯科医院用に製作した。6月中旬までに市内の約180の歯科医院に配布した。
                    福島民報 2010.8.2