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こんにゃくゼリー「安全性欠く」=規制は先送り、改善指標作成へ―消費者庁

こんにゃくゼリーの安全規制を検討する消費者庁の「食品SOS対応プロジェクト」は16日、こんにゃくゼリーは弾力性や滑らかさなどの特性からもちなどよりリスクが高いとする報告書をまとめ、「製品の安全性を欠いている恐れが非常に強い」と指摘した。
 だが、具体的な規制については、データ不足を理由に今月に予定していた結論を先送り。8月にも立ち上げる医師やメーカー代表らでつくる研究会で引き続き検討するとした。研究会では窒息の起きやすい食品について実験を重ね、商品の大きさや弾力性、形状などについて、安全の目安となる指標を年内にまとめる方針。指標を基に製品改良をメーカーに要請するという。
 同庁などによると、子どもや高齢者の窒息事故は過去54件発生し、22人が死亡している。 
7月16日17時51分配信 時事通信