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●はつらつ元気健康コラム● 老後の請求書 「歯」の若返り計画!

永久歯28本のうち20本が残っていれば、食べ物のほとんどを噛み砕くことができ、美味しく食事を楽しむこともできるということです。さらに、よく噛むことで様々な効果を得ることができます。次にあげてみましょう。
 ①認知症の予防:よく噛むと脳細胞を活性化する
 ②肥満防止:よく噛むと早食いを防ぎ満腹感を得られる
 ③癌予防:唾液に含まれる酵素に発癌物質を消す作用がある
 ④胃腸の働きを促進:よく噛むと消化酵素が多くでる
 ⑤歯周病:口臭の予防:よく噛むと唾液で口内が浄化される
 以上噛むことで全身によい作用があるのですね。しっかり噛める健康な歯を守るのに欠かせないのは、毎食後の歯磨き習慣です。とくに①の「認知症の予防」には歯磨きが大切です。
 私たちは年齢と共に、口の反射機能も衰えてきます。食べ物を飲み込む「嚥下反射」や、異物をセキで吐き出す「セキ反射」を正常に行うために、普段からの歯磨きで口内を適度に刺激し、清潔にしておきましょう。
            はつらつ元気 10.2月