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フッ素でブクブク むし歯予防

 どんな人でも食事をとると、むし歯菌の働きでお口の中が酸性になり、ミクロのレベルで歯が傷み始めます。(脱灰)しかし、唾液の力でお口の中が中性に戻り、傷んだ部分は唾液の成分で治療されます。(再石灰化)
 再石灰化のほうが、時間がかかるため、食事回数(間食、糖分の入った飲料水、ダラダラ食べなど)が増えたり、食事の後すぐ寝ると傷み(脱灰)のほうが強くなりむし歯ができます。
 フッ素は、歯の表面に作用して
 ①酸性になっても歯が傷みにくくする
 ②再石灰化を促進する
 ③むし歯菌の働きを邪魔する
 の予防効果があります。
               北海道経済 1月号