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「自身の生活を楽しんでいる意識と循環器病のリスクの関連」 厚生労働省

厚生労働省研究班が実施した生活を楽しんでいる意識と循環器病リスクとの
関連の調査によりますと、男性では「自身の生活を楽しんでいる」意識が「低
い」グループは、「高い」グループに比べ、循環器病の発症リスクが1.23倍で
した。

 病気の種類別にみると脳卒中で1.22倍、虚血性心疾患で1.28倍でした。

 なお、調査期間中の死亡者1,860人でも、脳卒中で1.75倍、虚血性心疾患は
1.91倍でした。また、女性は関連はみられなかったとしています。

 この調査は、研究班が1990年と93年、全国9地域の40~69歳の男女を対象に生
活習慣や意識に関する調査を実施。循環器疾患やがんの既往のない約8万8,000人
を2006年末まで追跡調査したもの。