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あごの骨の壊死 がんや骨粗鬆症治療薬の副作用で発症する可能性。厚労省も注意を呼びかける。②

 ■早期発見のポイント

  ・口の中の痛みがなかなか治まらない
  ・歯茎に白や灰色の硬いものが出てきた
  ・あごが腫れてきた
  ・下くちびるがしびれた感じがする
  ・歯がぐらついてきて、自然に抜けた→すぐに医師や歯科医に相談を

 ■主な予防・治療策

  ・ビスフォスフォネート投与前に歯科を受診し、抜歯など必要な治療は済ませておく
  ・歯磨きやうがいを行い、口の中の衛生状態に気をつける
  ・定期的に歯科検診を受け、口の中をチェックしてもらう(骨壊死が始まっている場合)
  ・化膿や痛みがあれば抗菌薬で治療する
  ・医師に十分相談した上で可能ならビスフォスフォネートの投薬を一時休止する
  ・腐骨を切除する
         毎日新聞 2009.6.30