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指しゃぶり かみ合わせ舌癖に影響

乳幼児期には、口のそばにきた指や物を無意識に吸ったり、何でも口に持っていきしゃぶったりします。これは目と手の協調運動の学習とともに、いろいろな物をしゃぶって形や味などを学習するためと考えられています。しかし、指しゃぶりを4歳すぎても続けると上の前歯が出たり奥歯をかみ合わせても前歯に隙間ができ不正咬合を引き起こしたりして飲み込む時に舌を上下の前歯の間に入れる悪い癖がついたり、発音に問題が出てきます。
対応としては、昼間外で遊んだり運動したりさせて寝付きをよくしたり、眠るまでの間に手を握ったり、本を読んだりしてみてください。
                    山口新聞 2007.4.11