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水素水、効能表示の改善要望 国民生活センター

水素が高濃度に含まれているなどとして販売されている「水素水」やその生成器の一部商品について、国民生活センターは15日、商品パッケージや広告で健康効果をうたうものがあり、健康増進法や景品表示法などに抵触する恐れがあるとして、業者に文言の改善を要望したと発表した。

 同センターは、特に多く流通している水素水10商品と生成器9商品について、パッケージの表示やホームページの商品説明、パンフレットなどを調査。「悪玉活性酸素を無害化する」など、体に効能があると受け取れる表現が計12商品に見つかったという。

 これまで水素水で、効能を表示できる特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届け出されたものはない。

「3010運動でいつもおいしく食べる」

8020運動は聞いたことがあるけれど・・・

3010運動とはなんだ?


と思って調べてみると、
宴会の時は始めの30分と
終わりの10分は食事を楽しみ、
食べ残しを減らそうという運動なのだそうです。

忘年会シーズンということもあり、
「へぇ」とうなりました。

せっかく食べるなら、完食したいものです。

「激辛の唐辛子」を食べて食道穿孔を起こした男性

激辛唐辛子の大食い大会に参加したサンフランシスコ在住の男性が、食道穿孔を生じたとの報告が、「The Journal of Emergency Medicine」オンライン版に9月29日掲載された。

 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校救急医学部のAnn Arens氏らの報告によると、この47歳の男性は、世界で最も辛い唐辛子の一種で、ハバネロの2倍以上の辛さをもつことで知られる「ブート・ジョロキア」を食べた後、激しい吐き気と嘔吐、さらには重度の腹痛と胸部痛が生じたため救急科を受診した。

 CTおよび胸部X線検査の結果、食道の周囲に空気が認められ、特発性の食道穿孔が示唆された。挿管を行い、直ちに手術をしたところ、食道に2.5cmの裂傷が認められ、その周辺には液体や食物残渣がみつかった。最終的に、患者は13日間にわたり栄養チューブを必要とし、退院には23日間を要した。

ノーベル賞

ボブ・ディラン氏への文学賞の授与が話題になっているノーベル賞。日本人
では東京工業大学の大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」に
よって生理学・医学賞に選ばれました。日本人の受賞は3年連続で25人目(米
国籍を含む)。昨年、一昨年が複数名の受賞だっただけに「今年は一人だけ?」
と贅沢な疑問を感じた人も多かったのではないかと思います。

 もうひとつの大きな表彰の話題は、フランスで最も栄誉ある勲章とされるレ
ジオン・ドヌール勲章をコメディアンで映画監督の北野武氏が受章したことです。
 レジオン・ドヌール勲章はナポレオンが1802年に創設したものですので、
1895年創設されたノーベル賞と比べてはるかに長い歴史があります。
 レジオン・ドヌール勲章は外国人でも、元首、首相、政府の構成員、外交官、
実業家、フランスに来訪した芸術家、その他フランスの利益に貢献した人物に
も授与され、日本人はこれまでにおよそ700人が受章したということです。
 例えば、最高位の「グランクロワ」は皇族の方や初代総理大臣の伊藤博文、
2等の「グラントフィシエ」は元総理大臣の中曽根康弘氏やトヨタ自動車名誉会
長で日本経済団体連合会名誉会長の豊田章一郎氏、3等の「コマンドゥール」は
ソニー創業者の盛田昭夫氏や元東京都知事の舛添要一氏、4等の「オフィシエ」
はトヨタ自動車社長の豊田章男氏や今回の北野武氏、5等の「シュヴァリエ」は
建築家の安藤忠雄氏や宇宙飛行士の向井千秋氏が受章しています。
 北野氏は以前にもフランス芸術文化勲章等を受章しており、いかにフランス
で愛されているかが窺えます。

高齢者って何歳以上?4割の人が思うのは… 厚労省調査

高齢者は70歳以上――。こんな意識を持つ人が4割に上ることが、4日に閣議決定された2016年版の厚生労働白書に盛り込まれた調査でわかった。世界保健機関(WHO)が高齢者と定義している「65歳以上」とした人は半分の2割。少子高齢化に伴い働くお年寄りが増えたことも影響しているようだ。

 厚労省は2月にインターネットを通じて、40歳以上の男女計3千人を対象に調査を実施した。何歳から高齢者になると思うか聞いたところ、「70歳以上」が最も多い41・1%で、「65歳以上」が20・2%、「75歳以上」が16・0%、「60歳以上」が9・8%と続いた。とりわけ60代は半数近くが「70歳以上」と答えた。

 65歳以上で働いている人は増え続けており、15年には744万人いた。労働者の総数に占める割合は11・3%で、1970年と比べて約2・5倍になった。厚労白書に記された内閣府の13年の調査では、働きたい年齢について最も多かったのは「働けるうちはいつまでも」の29・5%で、「70歳ぐらいまで」の23・6%が次に多かった。

 今回の厚労省の調査では、高齢になっても働くために「企業の高齢者雇用に対するインセンティブ(動機付け)作り」や「希望者全員が65歳まで働ける仕組みの徹底」「ハローワークでの高齢者への職業紹介の取り組みの強化」を求める声が多かった。

「平成27年人口動態統計」

出生数
は100万5656人で、最低数だった前年の100万3539人より2117人増加しました。
 年次推移を見ると、昭和24年の269万6638人をピークに昭和50年以降は減少と
増加を繰り返しながら減少傾向になり、平成23年からは減少が続いていました
が、今回5年ぶりに増加に転じました。
 また、平成27年の合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生むとされる子
どもの数)は1.46 で、こちらも前年の1.42 より増加しました。
 年次推移を見ると、最も高かったのは1947年の4.54でその後は減少傾向にな
りました。最低の1.26になった平成17年の後は微増が続き、平成26年には低下
したものの、今回は再び上昇しました。
 増加の原因としては、経済環境の好転や、30~40歳代前半を中心に出産が増
えたことが上げられていますが、人口を維持するには合計特殊出生率を2.07ま
で引き上げる必要があるとされています。政府は、少子化対策の充実と働き方
改革で子育てしやすい環境をさらに整えなければなりません。

「医師50人が選ぶ発酵食品&体に良い朝食」

第6位 ぬか漬け

 発酵食品のメリットは栄養素が増えるなど。今回は医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6を発表。第6位はぬか漬け。ぬか漬けは発酵で野菜のビタミンが激増する。酪酸菌がポイントで大腸の炎症を抑制することが期待できる。さらに酪酸菌は熱や酸に強い。酪酸は野菜をぬか漬けにすることで摂取できる。

第5位 お酢

 医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6。第5位はお酢。酢に含まれる酢酸は高血圧予防につながると期待される。白澤先生は酢は代謝を促進し脂肪燃焼を助けると説明した。

第4位 チーズ

 医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6。第4位はチーズ。白澤先生はチーズは医学的にダイエット向きと話した。

 白澤先生はチーズは医学的にダイエット向き、カルシウムが脂肪を体につきにくくする、パルメザンチーズのカルシウム含有量は牛乳の約12倍、チーズを先に食べると脂の吸収が抑えられるなどと説明した。またビタミンB2も発酵によって増える、ビタミンB2は脂肪を運んでもやしエネルギーにするという。

第3位 みそ

 医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6。第3位はみそ。みそは乳がん発生リスクをさげる効果があるというデータがある。白澤先生が医学的みそ汁の作り方を紹介。ポイントはみそを溶かすタイミングで食べる直前に溶かすことが大切。芋・海藻のカリウムが具材におすすめ。

第2位 ヨーグルト

 医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6。第2位はヨーグルト。ヨーグルトは2型糖尿病リスクを減少させる効果が期待される。善玉菌は加齢とともに変化、免疫細胞に善玉菌がくっつくと免疫力があがる。毎日1カップ程度がおすすめ。

第1位 納豆

 医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6。第1位は納豆。納豆は発酵することで肌を作る成分が約6倍となる。

 納豆は発酵することで美肌につながるビタミンB2が約6倍、レシチンが約1.5倍になる。また骨粗相症の予防につながるビタミンK2も増える。ビタミンK2は丈夫な骨を作る、骨粗相症対策にはビタミンK2を取ることも重要。白澤先生は納豆を食べるのは夜がいい、ごま油を数滴たらすといいと説明した。

「酒は百薬の長」を否定する解析結果

これまでの研究では飲酒のさまざまな健康効果が示唆されてきたが、今回、適量(moderate)のアルコールが寿命を延ばすという見解に疑問を呈する研究結果が新たに示された。

 オーストラリア国立薬物研究所のTanya Chikritzhs氏らによると、87件の研究をレビューした結果、全く飲酒をしない人に比べて、適量の飲酒をする人に生存期間の面で利益は認められなかったという。一方、この結果に対して米ボストン大学医学部教授のR. Curtis Ellison氏は、「科学的データからは、少量から中等量の定期的な飲酒が中高年の健康的なライフスタイルと矛盾しないことが支持され続けている」とコメントしている。

 Chikritzhs氏らは、「飲酒を止めた人は、理由として病気になったことを挙げることが多いが、これまでのレビューではその点が見逃されてきた。その結果、こうした人は早期に死亡する比率が高く、飲酒の影響を見誤る原因となっている可能性がある」と主張している。

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